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小説サークル『築生団』のBlog

ネット投稿をするか、公募に絞るか。これが問題だ

小説を書いている人で悩ましいと思うのが、「小説家になろう」や「カクヨム」に代表されるような小説投稿サイトに載せるか、それとも公募一本で頑張るか。これがかなり悩ましいですよね。

ボクこと三ツ葉は公募:小説投稿サイトを7:3くらいの割合で活動をしています。

今の世の中はどちらも小説家になれるチャンスがあるようなので、どっちでも頑張ればよいのですが一長一短なところはありますよね。

例えば公募だけで頑張る事。ちゃんとしたコンテストでメリハリがつくし、コンテストによってはプロからの指摘を受けることができます。なによりアイディアの流用を防げるということが大事。

しかし公募で問題になるのは創作意欲の維持と、読み手探し。この二つはかなり小説を書くにあたって大切なことなので、欠けてしまうと二度と執筆できなくなってしまうこともあります。

逆に小説投稿サイトでいえば、PVやいいね、または★などのひと目で分かる評価の指針で創作意欲を維持することができます。カクヨムなどはレビューがつきやすいので、最初の頃はかなり嬉しいのではないでしょうか。

ただこれが麻薬になってしまうのが問題。PVや評価を気にするあまりに自分のスタイルを見失ってしまい、媚び諂い最後には思うようにPVがつかないことを「読者に裏切られた」ような感覚に陥ってしまうため、こちらもまた二度と執筆できなくなるリスクを孕んでいます。

何事も中庸というものが大事で、どちらに傾かず芯を捉えていきたいのですが、ワナビという立場上どうしてもインスタントな評価が欲しいですし、それに走ってしまいますよね。

ボクもそうならないように半ば割り切って投稿したり、頑張って公募のために創作意欲を続けているのですがストンとオチてしまうこともあります。

創作とは孤独ですよね。ボクには仲間がいるのですごく助かるのですが。もし同じ志を持つ読者様がいらっしゃいましたら、人との縁を大事にして欲しいと思う三ツ葉さんでした。

 

(三ツ葉亮佑)